WordPressのレンタルサーバーはどれを選ぶべきか
こんにちは。
Webエンジニアのまぶちです。
WordPressを導入する際にまず必要なのがレンタルサーバーとドメインです。
今回はレンタルサーバーはどこを選ぶべきか、各社のメリット・デメリットを比較して解説していきます。
そもそもサーバーって何?
サーバーとはサービスを提供するコンピュータのことです。
サーバーにWebサイトを表示するために必要な情報が格納されてあり、PCやスマートフォンからサーバーにアクセスすることによりWebサイトの閲覧ができます。
サーバー=土地、Webサイト=家 と考えたら分かりやすいです。
WordPressを始めるにはサーバーが必要になり、最も簡単で安くサーバーを保有できるのがレンタルサーバー(業者よりサーバーを借りる)です。
土地を買うのではなく借りるっていうイメージですね。
各レンタルサーバーの特徴
それぞれのレンタルサーバーの特徴を上げていきます。
レンタルサーバーは業者やプランが多数あるので、今回はWordPressを始める方に適した業者・プランに絞ります。
※情報は2017年10月8日のものです。料金の表記は税抜き価格です。
エックスサーバー
- 高速なSSDをストライピング構成で採用していて、Webサイトの高速表示、高い安定性を実現
- マルチドメイン無制限、メール・FTPアカウント無制限、無料独自SSL対応など、運用をサポートする多彩な機能がある
- 24時間365日サポート対応
- 無料で独自SSLが利用可能
エックスサーバーは非常に評判がいいレンタルサーバーで、このサイトでも使用しています。
性能が非常に良く、最も安定しているレンタルサーバーと言えます。
ただ、長期間ブログを続けたりサイトを複数持つ予定があるって人にはおすすめですが、容量が200GB~のプランしかなく、途中でブログをやめてしまったりするともったいないので、長く続ける自信がないって人にはおすすめしません。
最安プランはx10プランです。
x10 | |
---|---|
年間料金 | 12,000円※ |
初期費用 | 3,000円※ |
ディスク容量 | 200GB |
転送量の目安 | 70GB/日 |
マルチドメイン | 無制限 |
メールアドレス | 無制限 |
MySQL | 50個※ |
無料お試し期間 | 10日間 |
※キャンペーンを行っている期間があり、そのタイミングで契約すると割引があります。
※MySQLの数だけWordPressをインストールできます。
ロリポップ
- モジュール版PHPにより安定した速さでWebサイトを運営できる
- メールのお問合せは24時間365日、チャットサポート、電話サポート、580種類以上のマニュアルなど、サポート体制が充実
- 無料で独自SSLが利用可能
WordPressを利用できる最安プランはライトプランですが、WordPressのサイトを1つしか持てない、モジュール版PHPを利用できないといったデメリットがあります。
サイトを1つしか運営しない場合、安さで選ぶなら断然ライトプランですが、アクセスが多くなってきた場合はモジュール版PHPを利用できるスタンダードプランに変更するのが良さそうです。
ロリポップは2013年頃にWordPressのセキュリティの問題がありましたが、現在は改善しています。
ライト | スタンダード | |
---|---|---|
年間料金 | 3,000円 | 6,000円 |
初期費用 | 1,500円 | 1,500円 |
ディスク容量 | 50GB | 120GB |
転送量の目安 | 60GB/日 | 100GB/日 |
マルチドメイン | 50個 | 100個 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 1個※ | 30個※ |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 |
※MySQLの数だけWordPressをインストールできます。
さくらのレンタルサーバー
- 高速の通信回線で、許容される転送量が多い
- 同価格帯のレンタルサーバーの中では比較的安定している
同価格帯のプランでは転送の許容量が多く、急激にアクセスが伸びたりしてもサイトが表示されないという事が起こりにくいです。
WordPressの導入が初心者には少々難しい、サーバーの性能はあまり良くないというのがデメリットです。
WordPressを利用できる最安プランはスタンダードプランです。
スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|
年間料金 | 4,762円 | 14,285円 |
初期費用 | 953円 | 953円 |
ディスク容量 | 100GB | 200GB |
転送量の目安 | 80GB/日 | 120GB/日 |
マルチドメイン | 20個 | 30個 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 20個※ | 50個※ |
無料お試し期間 | 14日間 | 14日間 |
※MySQLの数だけWordPressをインストールできます。
上記以外のレンタルサーバー
初心者向けのため、料金が少し高いレンタルサーバーは除外しました。
上記以外にもっと料金が安いレンタルサーバーもあるのですが、転送量が少な過ぎるなどブログ形式のサイトには不向きなので除外しました。
結論 レンタルサーバーはどれを選ぶべきか
サーバーの性能、安定性で選ぶなら断然エックスサーバー
とにかく安い方が良いという方はさくらのレンタルサーバー
安さ、性能どちらも捨てがたいという方はロリポップ
を選ぶのがいいと思います。
とりあえず1サイトだけ持ちたいという場合は、性能が申し分なくて格安のロリポップのライトプランがいいのではないでしょうか。
コメントを残す