ブログを書くのに時間はどのくらい掛けるべきか?
どうも。
超絶人気ブロガーのクロロです。
今回は「ブログを書くのに時間はどのくらい掛けるべきか?」ってことについて話していこうと思います。
時間配分は稼げるようになってから考えること
よく言われるのが、ネットビジネスにおいては効率よく作業を進めるってことが超重要ってことなんだけど、
まあ、これに関しては、始めてから最低1年くらいは経験を積まないと分からないことだと思う。
それは言い換えると“時間の重要性”ってことであり、ある程度稼げるようになった時に、
そこからさらに収益を伸ばしていく為には、いかに効率よく作業を進めるかということに着目して行動していかなければならない。
だから、最初の1年(というか稼げるようになるまでの間)は、時間を気にせずに、地道に記事を書き続けることが重要で、
その後、稼げるようになったら記事を作成する時間をなるべく短縮し、他のマーケティングであったりマネタイズの部分に目を移すことによって、効率化(レバレッジを掛ける)を目指す形にシフトしていくわけである。
つまり、ブログを始めて初期の頃は、記事に集中し、結果が出始めた中期以降は記事には時間を掛けずに、他の部分に目を向けなさいというわけだ。
かくいう私も、ブログを始めてから1年くらいで月10万以上は稼げるようになったんだけど、その時にコンサルを受けていた師匠から言われたのは、
「記事に割く時間はなるべく少なくしなさい」
ということであった。
そして、その他にも
「メルマガであれば1~2時間掛けてもいいけど、記事なんて30分で仕上げないとダメ」
「極端な話、記事なんて下っ端に書かせればいい。クロロさんはアクセス解析などの経営の部分に目を向けないとダメ」
なんてことを言われたのである。
特に私は、記事においては時間を忘れるほど集中してしまう性格であったので「このままではいけないかな」と思ってしまったものだった。
ブログの作業時間と時間の管理
とはいえ、それから2年経過しても、私はブログを書く時間を意図的に短縮するということはなかった。
っていうのも、良質の記事を書き上げる為には、どうしてもある程度の時間は掛かってしまうものだからである。
だから、面白い題材が思いつこうものなら、いくらでも時間を掛けて記事を書いた。
特に私の場合は、ある一つのテーマに対する記事を書くにしても、書いている最中に新たなネタが次々と思い浮かんでしまい、書き終えたあとには初期にイメージしていた物とは、良い意味でかなり異なるものが出来上がることが多かった。
これは重要なことなのだが、
ある一つのテーマの記事を書き出した時に、何の発展もなしに、初期のイメージ通りに書き終えてしまう記事は良いものとはいえない。
そうではなく、書いている最中にそのテーマに関連する新たなネタが次々と発生し、
書き終える頃には、想像していたものとは異なる物となっていた。という記事の方が面白いのである。
もちろん、あまりに話が脱線しすぎて、テーマがズレてしまっている記事ではダメだが、
そのテーマを核として、話が膨らむ文章は面白い。
そして、そういった記事は面白いだけでなく、新たな発見があったりする。
それこそが、書いた本人も予測していなかった偶発的なスリルといえる。
以上のような記事を、30分以内で書き終えることなんて絶対にできない。
だから、私は作業時間を気にせずにブログを書いおり、そのスタンスは今でも変わらない。
ちなみに、私が記事を書く時間は、
早くて60分。
平均120分。
長くて180分くらい。
そして、時間は気にしない一方で、時間管理をすることは最近心掛けるようになった。
例えば、自分がどのくらいの時間を掛けて作業をしているのかということを、ノートにメモって算出するようにしている。
それによって
「やべえ、こんな記事に3時間も掛かっちゃったよ」とか
「次はもっと効率よく書こう」とか
「3時間掛かってもこの出来なら掛ける価値はあったな」といったように、
色々と反省して、時間を大切に使う意識が高まるというメリットがある。
だから、時間を短縮する以前に、時間は絶対に記録した方がいい。
ブログとサイトで時間を使い分ける
ちょっとややこしい話となるが、ブログとサイトって異なるものである。
例えば、
ブログ=日記
サイト=百科事典
とも置き換えることができるのだが、
ブログっていうのは、その人のプライベートな経験や見解などが記されたものであり、
一方のサイトは、客観的な事実を羅列したものとなる。
となった時に、ブログには時間を掛けてもいいけど、サイトはなるべく早く仕上げるべき、と考えるべきだと思う。
それが前述した、師匠の言葉の、
「メルマガであれば1~2時間掛けてもいいけど、記事なんて30分で仕上げないとダメ」という意味の本質である。
その言葉をいわれた時は、よく分からなかったのだが、少ししてそういうことか!と理解できた。
サイトっていうのは、調べ物が多いわけだから、考えることよりも作業そのものがメインになってくる。
その上、コピーされたものが多くなりがちで、競合サイトとはコンテンツ量勝負となり差別化も付きにくい。
従って、作業量勝負になる部分が多いので、1つの記事に3時間なんて掛けてられない。
その為、1記事に3時間掛けるなら、3時間で5記事書けという話になるのである。
しかし、一方のブログに関しては、作業よりも考えることがメインになってくるので、時間を削って内容の薄い記事を量産するよりも、時間を使って内容の濃い記事を作るという方が重要となってくる。
特にブログにおいては、差別化できないとその時点で致命傷となる。
ブログにおいては「普通である」ということが最もダメで、読む人にインパクトを与える「特別な存在」でなければならない。
「この人は何か違う」
と思われなければブロガーとして失格であり、その為に時間を投資して良質な記事を書く必要があるわけである。
もちろん、その良質な記事を30分で書ければそれに越したことはない。
ただ「量産」と「良質」どちらに拘るべきなのかということを考えて行動すべきであり、ブログの場合はそれが後者となる。
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